FoodpandaのPanda box効果メモ

台湾がコロナの防疫第三級に昇級してからというものデリバリーサービスしかほぼ需要がない。

台北の中心地でも、2020年5月14日(金)に第三級に昇級してから同年5月24日(月)のイートイン禁止になるまでも、ほぼテイクアウトとデリバリー。

現在デリバリーサービスはUber Eatsとfoodpandaをやっているが、foodpandaのpanda boxがちょっと良い感じだったのでメモ。

pandaboxの概要:

・1日あたり最大15人の新規顧客を獲得できる
・専用のポップアップに表示される
・新規顧客が注文した場合にのみ支払いが発生

専用のポップアップがこれ。

こういう表示が新規顧客にのみ表示される。アプリを開くとたまに出てくる。私もたまに購入するが、正直お得で嬉しい。

ユーザーはこの表示をクリックして15分以内に注文すると、150元の注文で40元、200元の注文で60元、300元の注文で100元の割引が受けられる。

店舗側としては、通常foodpandaの手数料は注文総額の32%のところ、50%となる。半分が手数料になるのでまあキツイ。

ただ、インプレッションでは手数料が取られない。このポップアップからユーザーが注文した金額の50%となるので、原価によっては利益がちょびっと残る。

foodpandaはUberEatsと違い商品の金額をお店で出しているものと合わせなければいけないため、原価高めの商品の注文が入ると痛い。あらかじめ利益を計算しておかないと危険。

ただ、効果は上々。新規顧客への訴求ができ、利益が少額でも残るならば、ターゲットを目先に絞ったプロモーションとしてはアリだなと思う。

このプロモーションをオンにすると、30秒に1回〜5分に1回〜くらいのペースで注文が入る。1日最大15件まで、件数は自由に設定できるが、設定した件数が終わるまではほとんどペースが落ちない。

6/9(水)は18:45開始。19:30までに10枠終了。CVR1%。
6/10(木)は0:00開始。3:00am時点で12枠終了。CVR0.4%。残りの3枠は昼の開店時に持ち越された。
6/11(金)は12:00開始。14:00ごろまでに15枠終了。CVR0.5%。
6/12(土)は14:05開始。15:00までに11枠終了。その後未確認。CVR0.8%。

台北の中でもちょっと単価が高めのお店なので、手頃な価格で出してる店だったらCVRもうちょっと上がるのかも。評価もまだ50件以下だし。

昼間はいいが、夕方17:00〜19:00ごろに開始しようとすると、閲覧者が多いのか30秒〜2分おきくらいに注文が入り、現場がてんやわんやになる。

昼や夜0:00過ぎてからの設定は5分に1回くらいのペースとなり、余裕も生まれるらしい。

割引が大きくなる価格設定が3つ(100元、200元、300元)あるため、サイドメニューをつけるお客様が多く、クロスセル販売も捗る。

とくに開店したばかりのお店は知名度も上がるし、現場に活気も生まれるのでよさそう。多用するなら他のプロモーションのほうが効果ありそうだけど。

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