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ワーホリビザから就労ビザの切り替えのために日本に一時帰国した私。これまでの話はこちらの記事をご覧ください。
2週間は自宅隔離なので、少しゆっくりのんびりできるかな〜と思っていたのですが、仕事+台湾に戻るための準備で結構バタバタしてました。
台湾に戻るための準備は、以下のとおり。
- 特別入境許可申請が通るまで待機(その間にその他の書類を準備しておく)
- 特別入境許可証を持参の上、台北駐日経済文化代表処で停留ビザ申請
- 同所で停留ビザ受取
180日以内の滞在ビザです。台湾の場合は商務(ビジネス)、交換留学、語学留学などの種類があります。
入国許可は下りたけど、期限付き!
特別入境許可証は会社の方が申請してくださってから約3週間後、無事に発行されました。
ただし、入境の日付に制限がありまして、12月14日まで。それを過ぎた場合は春節(旧正月)以降でないと入国できないというものです。この理由は季節イベントです。
年末〜春節にかけて約4万人の台湾国民が台湾に帰国するそうで、彼らに検疫施設を空けておくために移民労働者の入国に制限がかかります。なお、台湾では12月14日(火)から春節に向けた検疫措置が適用される予定です。
私が日本に到着したのは11月21日(日)。日本での自主隔離期間の満了は12月5日(日)、停留ビザは申請してから審査に通常1週間かかるので、ビザを受け取れるのは12月13日(月)午後になります。
現在は飛行機の本数が少なく、午前中にしか便がないため、渡台できるのは12月14日(火)。滑り込み入国です。ちなみに12月14日(火)の入国は可能とのことでした。
ただ、これだと代替プランがありません。万が一停留ビザ申請時に書類不備などのトラブルがあり、出直しになったらTHE END。万が一単発のトラブルでフライトが欠航したらTHE END。心許ないですね。
リスクヘッジのため、日本での自主隔離期間中に友人に代理人をお願いし、申請することになりました。これで1つ目のリスク、ビザ申請時のトラブルに関して期間内に最低2回のチャンスを得られるはずです。
予約して停留ビザを申請
まずすべきは、台北駐日経済文化代表処の予約を取ること。ビザの窓口になるわけですが、東京は白金の代表処、大変混み合っておりました。上記の規制などの影響か、通常時も厳しい予約状況なのか…。
予約できる期間は当日から一週間以内です。上の画像は11月30日(火)に確認した際のものですが、ほぼ予約が埋まっています。当日は難しかったので、次に予約できるのは12月6日(月)。
いずれにせよダメじゃん!
ただ、稀に翌日や翌々日の × が△に変わることがあります。おそらくキャンセルによって一枠解放されるといった事態が発生するのでしょう。私はこれで予定より早めに予約できました。
早めに気づいて良かった。臨機応変に対応してくれた代理人に感謝です。
必要書類
私が申請した際の必要書類は以下の通りでした。
- パスポート(申請時に残存期限が6ヶ月以上)とコピー
- 一般ビザ申請書
- 証明写真2枚(3.5cm x4.5cm、申請日前6ヶ月以内に撮影)
- 中華民国特別入境許可書
- 商務目的証明書:労働許可書(勞動部函)
- 査証手数料(5300円)
私は隔離中に代理人(友人)にビザ申請のみ替わりにお願いをしたのですが、委任状等は必要ありませんでした。(※これから申請される方は台北駐日経済文化代表処の公式サイトなどで最新情報を必ずご確認ください)
2. の一般ビザ申請書とは、ビザの申請時に入力するプラットフォームに入力することで出力できるものです。
ワーホリビザのときにも入力したなぁ、これ。
一番左のGeneral Visa Applications(中文では一般簽證)を選択します。なお、現在(2021年11月)はコロナの影響でEntryの回数(入境數次)が選択できず、自動的にSingle(單次)になります。また、代理人に申請を委任する場合は、最後のほうに入力する欄があります。
忘れては行けないのが、2枚目の最下部に必ず本人がサインすることです。
4.の中華民国特別入境許可書はコロナ対策のために必要となった書類でしょう。台湾の経済部から発行された書類を、会社の方がスキャンして送ってくださったので、それを印刷。
5.の商務目的証明書について、事前に台湾で受け取っていた労働許可証を持参しました。
停留ビザ申請の費用と期間
通常、申請からビザの受取までは1週間を要します。
しかし、窓口で(代理人)が尋ねたところ、追加料金でエクスプレス処理(中文では速件處理)ができるとのこと。費用はプラス2600円です。査証手数料の5300円と合わせて7900円でした。
こちらでお願いしたところ、土日を除く3営業日目の午後、受け取ることができたんです。とってもスピーディー。
台北駐日経済文化代表処のWebサイトの情報量がリッチなので、あまり困ることはないかもしれません。が、これ以外に不明点が生じたら、電話して質問すると、話が早く、だいぶ的確に答えてくださります。結果、無事1回で代理人委任での申請が成功しました。
停留ビザの申請をして、受け取り日がわかると同時にその翌日のフライトと、隔離ホテルを予約。隔離ホテルの予約は少しだけ手間がかかりました。これについては次回書こうと思います。
テレビでは毎日新変異株(オミクロン株)のニュースが流れていて、日本で流行したり、突然、台湾がさらに厳格な入国規制を敷いたりしたらどうしようと不安な日々を送っております。
続く。次は台湾入国〜隔離までの予定です。