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「デジタルノマド」という言葉を、最近テレビや新聞で見聞きする機会が増えていませんか?
実は、海外からのデジタルノマド誘致を目指す日本政府は、ビザの発給制度をはじめとした施策に力を入れており、全国各地で関連イベントが行われています。
ここ数年、外資系企業やスタートアップのリモートワーク化も加速し、働き方に対する価値観が大きく変化してきました。
そんななか「日本は保守的な国」「レガシー」というイメージがある一方で、実は近年になって日本でも「デジタルノマド元年」といえるような動きが起こっています。
デジタルノマドとは

私自身、現在デジタルノマドというライフスタイルを実践しています。よく「デジタルノマドって何?」とよく聞かれますが、簡単にいうと「特定の場所に縛られず、リモートワークで生計を立てる人」のこと。あるいは、そうした働き方や生き方そのものを指すこともあります。
私の場合、事業の本拠地は東京にあり、納税ももちろん東京都で行っています。一方で、仕事自体はフルリモートなので、海外の「ノマドフレンドリー」な場所を選択しながら働くことが可能です。
「好きな場所で働く」と聞くと、一見とても自由で羨ましがられるのですが、実際には移動コストや決断の連続、高い自己管理能力などが求められます。
そのため、メリットとデメリットが表裏一体であるというのが正直なところ。とはいえ、魅力的な点も多く、私はこのライフスタイルを選んで心からよかったと思っています。
デジタルノマドを選ぶ理由

では、なぜそんなライフスタイルを選択したのか。私自身の経験をもとに、大きく3つの理由を挙げます。
1. 自己成長や刺激を得るため
新しい土地で過ごすと、異文化との出会いや新たな人脈形成などを通じて視野が広がり、自分自身の成長につながると実感しています。
たとえば、私は2月の3週目までバリ島に滞在していましたが、そこでは豊かな自然や独特の文化、エネルギッシュなコミュニティによって、新しいアイデアが次々と湧いてくるのを体感できました。
2. ネットワークの拡大と多文化交流
世界中にあるコワーキングスペースや「コリビング」(宿泊とワークスペースがセットになった施設)を利用すると、似たような働き方をしている人々や現地の人々とつながる機会が大幅に増えます。ノマド先で偶然出会った経営者と新たなビジネスパートナーシップを結んだこともあります。
以前は孤独や将来への不安を感じた時期もありましたが、今では世界中に友人や仲間が増え、情報や刺激を交換できる関係が築けています。
3. 自分らしい働き方や価値観の実現
私は自営業ということもあり、モチベーションや自己管理が生死を分けるほど大切だと思っています。そこで大事なのが「自分軸で生きる」ということ。 自分の軸を明確にし、その軸に沿って行動の優先順位を決めると、不思議なほどストレスが減ります。
「自分で選んでいる」という感覚があるため、ポジティブなことにエネルギーを注げるようになります。
人が作ったレールに乗るのではなく、自分でレールを敷きながら走る感覚ですね。
デジタルノマド生活で得られるスキル

このような生活を続けることで、次のようなスキルや習慣が身につきました。
セルフマネジメント能力
時差や移動先の環境が異なるなかでも成果を出し続けるために、細かいタスク管理や睡眠スケジュール、健康管理などを徹底する必要があります。
簡単に諦めない習慣
旅先や新しい環境では予期せぬトラブルが起こりがちです。失敗や変更に柔軟に対応できるタフさが身につきます。
優先順位を常に問い続ける思考
資源(時間・お金・体力)は有限なので、何に力を注ぎ、何を手放すかを常に考えなければなりません。
やりたいこと・理想像の具体化
スケジュール管理や自己分析を通じて、自分の本当にやりたいことや得意なことがよりクリアになります。
心身ともに健康になる習慣
フレキシブルなスケジュールを活かして頻繁なワークアウトを取り入れるようになった結果、健康面が格段に向上しました。

サポートと感謝
自由度の高い生活を維持できているのは、東京で私を支えてくれる仲間の協力があってこそ。旅先で出会った人たちも含め、助け合いの精神がなければ続かない働き方です。 結果、以前よりも「人に頼ること」「感謝の気持ちを伝えること」が自然にできるようになりました。
外から見た日本の魅力
海外を拠点に暮らすことで、改めて日本の良さを客観的に感じられるようになったのも大きな収穫です。以前は海外の方に「日本が大好き!」と言われても、謙遜してしまうことが多かったのですが、今では「私も大好き!」と胸を張って言えるようになりました。
いま、日本政府や地方自治体もデジタルノマド歓迎の姿勢を強めています。もし興味があるなら、この波に乗ってイベントやコミュニティを除いて見てみるのも面白いはず。
自分のライフスタイルを自分の軸でデザインすることで、自分自身をより深く理解できるようになり、新たな成長のステージへと進むきっかけになるかもしれません。
ちなみに、デジタルノマド関連のイベントは私の知人がオーガナイザーであることも多いので、見かけたらぜひ応援してくださると嬉しいです。